GoogleAnalyticsの使い方|アナリティクスの基本的な使い方

GoogleAnalytics(アナリティクス)は無料とは思えないほど非常に優れた分析ツールです。

機能があり過ぎて始めたばかりの方にとってはどう使ったらいいのか戸惑ってしまいますよね!
そこで、初心者の方に向けたGoogleAnalytics(アナリティクス)の使い方に焦点を当ててご説明します。

ここでは、GoogleAnalytics(アナリティクス)の基本的な使い方についてご紹介します。

 

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1.GoogleAnalytics(アナリティクス)の基本的な使い方

GoogleAnalytics(アナリティクス)を利用すると高度な分析ができるようになりますが、ここでは初心者の方に向けて基本的な使い方をご説明します。

基本的な使い方を知り、概況の把握やリライトすべき記事の発見、戦略の変更などに役立てましょう!

GoogleAnalytics(アナリティクス)で基本的に見るところは次のとおりです。

1)ホーム
2)リアルタイム
3)ユーザー
4)集客
5)行動

1)ホーム

ホーム

【目的】
・サイト・ブログの運用状況に関する概況と異常性の有無を確認する

ホーム画面は、様々な指標の中でも特に重要な指標がまとめられています
そのため、概況を直感的に把握するのに優れています。

特に次のような点に注目してみましょう!

  • リアルタイムのアクティブユーザー数 ⇒ 超短期的な異常性の確認
  • ユーザー数等の推移(今日、過去7日間) ⇒ 短期スパンの運用状況や異常性の確認

容量オーバーになってサーバーに制限をかけられた場合など、なんらかの異常があるとリアルタイムのアクティブユーザー数に影響が現れます。

また、レポート期間を「今日」や「過去7日間」にして短期的な推移を比較することで、直近の運用状況や超短期的なリアルタイムのアクティブユーザー数では見逃す可能性のある異常を確認します。

2)リアルタイム

リアルタイム

【目的】
・時事や地域関連のコンテンツの影響度を確認する
・SNSに投稿した後の反応を確認する
・リアルタイムで上位に入っている記事を確認する

リアルタイム画面は、現時点でサイト・ブログに訪問しているアクティブユーザーの情報を確認できます。

特に次のような点に注目してみましょう!

  • リアルタイム>概要:上位のソーシャル関連のトラフィック  ⇒ どのSNSから何人来ているか
  • リアルタイム>コンテンツ:アクティブなページ ⇒ どの記事に何人来ているか

SNSの活用方法を改善したり、上位記事の内容の充実や内部リンクの徹底を効率的に行うことができます。

【リアルタイム>概要】
上位のソーシャル関連のトラフィック(赤枠)にてSNSの流入を把握する。
リアルタイム>概要

【リアルタイム>コンテンツ】
上位のアクティブなページ(赤枠)にてどの記事に人が来ているのか把握する。
リアルタイム>コンテンツ

3)ユーザー

ユーザー

【目的】
・特定期間のユーザーに関するデータを確認する
・期間比較でユーザーに関するデータの増減を確認する
・流入の多いデバイスを確認する

ユーザー画面は、特定期間のサイト・ブログに訪問してくれた「ユーザー数」や「セッション数」、「ページビュー数」等のデータユーザーのデバイスを確認できます。

特に次のような点に注目してみましょう!

  • ユーザー>概要:各データ  ⇒ 特定期間の様子や期間比較の様子の確認
  • ユーザー>モバイル>概要:デバイスごとのユーザー数 ⇒ どのデバイスからの流入が多いのか

【ユーザー>概要-特定期間】
特定期間(緑枠)の「ユーザー数」「セッション数」「ページビュー数」「ページ/セッション数」「直帰率」などの数値を把握する
ユーザー>概要

【ユーザー>概要-期間比較】
期間を指定するところで[比較]にチェックを入れて[適用]することで期間比較のデータが確認できます。
ユーザー>概要-期間比較

特定期間と特定期間(緑枠)のデータを比較した増減が表示されます。
ユーザー>概要-期間比較

上記データを知ることで次のように活かすことができます。

  1. 増減要因の把握
  2. 増減要因にもとづく改善策の検討

【ユーザー>モバイル>概要】
デバイスごとのユーザー数等が表示されます。
ユーザー>モバイル>概要

上記データを知ることで、モバイルとPCどちらを優先した記事やデザインにした方がより効果的かを知ることができます。

 

なお、データのうち次の項目について内容を補足します。

a)ユーザー
b)セッション
c)ページビュー
d)ページ/セッション
e)直帰率

a)ユーザー

アクセスしてきたユーザーを表します。
なお、ユニークユーザー(UU)と表現されることもあります。
【具体例】
あるユーザーが同じブラウザから何度もアクセス ⇒ ユーザー数は「1」

b)セッション

ユーザーがサイト・ブログにアクセスした回数を表します。
なお、セッションはカウントするにあたって基準時間が影響します。
【具体例】
①あるユーザーが1度アクセスした後、30分後に再びアクセス ⇒ セッション数は「2」
②あるユーザーが1度アクセスした後、30分以内に再びアクセス ⇒ セッション数は「1」
30分という基準はデフォルトの設定であり、変更することも可能です。

c)ページビュー

ユーザーが何記事見たのかを表します。
なお、PVと表現されることもあります。
【具体例】
あるユーザーがアクセスしたときに3記事見た ⇒ ページビュー数は「3」

d)ページ/セッション

1セッションで何記事見たのかを表します。
ページ/セッションの数値が高いと、うまく他の記事に誘導できていると判断できます。

e)直帰率

特定期間のセッション数のうち、何%が1記事しか見ずサイト・ブログから出て行ったかを表します。

【具体例】
ある期間において、10セッション中5セッションが他の記事を見ずに出て行った ⇒ 直帰率は「50%」

4)集客

集客

【目的】
・ユーザーのサイト・ブログへの流入経路を確認する

集客画面は、サイト・ブログにどのような経路で訪問してくれたかを確認できます。

特に次のような点に注目してみましょう!

  • 集客>概要:チャネルごとのユーザー数  ⇒ どのチャネルからの流入が多いのか

チャネルの内容は次の表のとおりです。

・Organic Search:Google等の検索エンジンからのアクセス
・Referral:他のブログなどからのアクセス
・Direct:ブックマークやお気に入りなどからの直接のアクセス
・Social:TwitterなどのSNSからのアクセス
・Other:その他からのアクセス

5)行動

行動

【目的】
・人気の記事を確認する
・1番目にアクセスされた入り口となる記事を確認する

行動画面は、ページごとのアクセス状況を確認できます。

特に次のような点に注目してみましょう!

  • 行動>サイトコンテンツ>すべてのページ:上位のページ  ⇒ 人気の記事を確認
  • 行動>サイトコンテンツ>ライディングページ:上位のライディングページ ⇒ サイト・ブログへの入り口となっている記事を確認

【行動>サイトコンテンツ>すべてのページ】
すべてのページの中で上位のページを確認することで人気の記事を把握できます。
行動>サイトコンテンツ>すべてのページ

※「セカンダリディメンション(緑枠)>行動>ページタイトル」で各ページのタイトルを表示できます。

【行動>サイトコンテンツ>ライディングページ】
すべてのページの中で1番目にアクセスされているページを確認することで入り口となっている記事を把握できます。
行動>サイトコンテンツ>ライディングページ

※「セカンダリディメンション(緑枠)>行動>ページタイトル」で各ページのタイトルを表示できます。

2.GoogleAnalytics(アナリティクス)のアプリ

GoogleAnalytics(アナリティクス)はスマホアプリでも使うことができます。

GoogleAnalytics(アナリティクス)のアプリ

外出中であってもスマホにGoogleAnalytics(アナリティクス)のアプリをダウンロードしておくことで、いつでも簡単に概況を確認することができます。

忙しくて詳細な分析ができないときは、アプリのGoogleAnalytics(アナリティクス)で概況だけでも確認して異常がないかチェックすることをおすすめします。

3.GoogleAnalytics(アナリティクス)の使い方に関する本-応用

上記ではGoogleAnalytics(アナリティクス)の基本的な使い方についてご説明してきました。
基本的な使い方はGoogleAnalytics(アナリティクス)のほんの一部の機能しかご紹介していません。より知識を深めることでさらにレベルの高い分析をすることができます。

そこで、より深い知識を身に付けるために次の本をおすすめします。

難易度が高いので初心者の方にはおすすめしませんが、より深い知識を身についけたいという方にとっては勉強になる一冊です。

分析レベルをさらに高めたい方はぜひ購入を検討してみてください!

4.まとめ

以上、GoogleAnalyticsの使い方|アナリティクスの基本的な使い方についてでした。

GoogleAnalytics(アナリティクス)は本当に便利な機能です。
はじめはどのようなことができるのかじっくりいろいろ触ってみるといいかもしれませんね!

まずは基本的な使い方ができれば十分かと思いますのでぜひ参考にしてみてください。

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